KiaOra~!くまごろーです!
ニュージーランドは手付かずの大自然・多様な文化・温かくフレンドリーな国民性などたくさんの魅力に溢れた国です。
管理人にとってニュージーランドは、心身ともに最高にリラックスして、心の平穏を取り戻すことが出来る場所。この地で過ごす時間は日本生活の日々のストレスから解放され、自分らしくいれる大切な時間になっています。
そして、何度も訪れるうちに感じるニュージーランドの残念なところ。
今回の記事では、なぜかリピート訪問してしまう、管理人が愛してやまないニュージーランドの【魅力】と【残念】だなぁと思う点をご紹介します。
ニュージーランドの好きなところ【魅力について】
大自然に溢れている

ニュージーランドの魅力の1つに絶対に外せないのが圧倒的な自然の美しさ。
北島と南島からなるこの国は、活火山、氷河、湖、フィヨルド、原生林など、素晴らしい景観の宝庫です。
北島では、ロトルアの地熱地帯やタウポ湖、ワイトモの土ボタルが幻想的な光を放つ洞窟が観光客を魅了します。
一方、南島では、ミルフォード・サウンドのフィヨルドやマウント・クックの壮大な山々、テカポ湖の星空など、映画の世界に入り込んだような景色が広がっています。

また、観光地に行かなくても、住宅地や都心部にも溢れる大自然。
ホームステイ先の近所を見渡すだけで・・・日常生活の中に大自然が当たり前にある。
空気がきれいな広大な自然の中で、何もせず、ボーっと過ごしているだけでも幸せを感じます。
何より素晴らしいのは、それらの自然が人の手で作られた物ではなく、完全にありのままの姿で存在していること。
自然の中に自分が溶け込んでいくような感覚を味わえる、それがニュージーランドの魅力です!
多様な文化に溢れるフレンドリーで、暖かい人々

ニュージーランドの社会は、マオリ文化を基盤に、イギリス系、アジア系、ポリネシア系など、多様なバックグラウンドを持つ人々が共存する多文化国家です。
移民国家としても知られ、国全体が「違い」を尊重し合う価値観の上に成り立っています。
ニュージーランドに行くと、そのフレンドリーな人々の温かさに驚きますよ!
初対面でも気さくに声をかけてくれる人々、困っているとすぐに手を差し伸べてくれる親切さは、まさにニュージーランドならでは。

今はGoogleMAPがあるけれど紙の地図を広げて迷っていた時代、ほとんどの場合に通りすがりの人が声をかけてくれました。
つたない英語にも耳を傾けてくれる人々。
バスのドライバーさん、スーパーのレジの人、みんな挨拶から始まり、場合によっては世間話をしている人も。知らない人同士でも自然に会話が始まる、そんなスタイルが当たり前の国民性。
もちろん個人差はあるけれどフレンドリーで暖かい人々が多く、居心地のいい社会が築かれていると感じます。
自分らしくいれる平等な国と治安の良さ

ニュージーランドは「自分らしく生きること」が尊重される国です。
性別、人種、宗教、年齢、職業など‥‥すべてにおいて多様性が受け入れられる環境です。
服装やライフスタイルに対して他人に干渉されることもなく、「どう生きるか」は個人の自由。縛りから解放されて自己肯定感が上がる国。

管理人は寒がりでニュージーランドの夏でも厚手のニットを着ており‥日本でなら周りの目が気になるところですが、ニュージーランドでは全く気にならない。
冬場にダウンを着た人とタンクトップを着ている人が一緒にいても全く違和感がない。自分は自分でいい。
親しくなると年齢の話が出ることもあるけれど、ニュージーランドにいると自分の年齢なんて意識することがない。
小さいことでも、他人の目を気にせずに生きることができるって素晴らしいと思いませんか?
またニュージーランドは、世界の中でも「治安が良い国」として高く評価されています。
実際、グローバル・ピース・インデックス(Global Peace Index)では、毎年のように上位にランクインしており、「安心して暮らせる国」として世界中から注目を集めています。
ただし、近年は空き巣や強盗、置き引きなどの犯罪が増加しているため注意が必要です。
美味しい料理と多国籍な食文化

「食」もまた、ニュージーランドを語るうえで外せない魅力のひとつ。ニュージーランドって料理美味しいの?と不安な方!安心してください。
伝統的なマオリ料理から、イギリス風のロースト料理、さらには中華、インド、タイ、ベトナム、韓国、日本食など他国籍のレストランがあり様々な料理を楽しむことが出来ます!
特に注目したいのが、シーフードとラム肉のクオリティ。タスマン海と太平洋に囲まれた環境から、新鮮な魚介類が豊富に獲れ、農業大国として知られる国土では、柔らかく風味豊かなラムやニュージーランドビーフなど高品質な食材に恵まれています!

食料品の自給率は、脅威の300%から400%!食料品が自国で賄えるということは国にとっても非常に素晴らしいことだと感じます。
さらに、ファーマーズマーケットやオーガニックカフェが充実しているのもポイント。地元産の野菜やチーズ、クラフトビールやワインなども豊富で、食の楽しみ方は無限大。
マヌカハニーやアイスクリームも絶対に試して欲しいです!!
快適な夏

日本と同じく四季があるニュージーランドですが、日本と全く違うのが「夏」。
近年の日本の夏は温暖化が進み、信じられないくらい毎日暑いですよね!!
ベストシーズンにあたるニュージーランドの夏は最高に快適!!日本との大きな違いは湿度。
ニュージーランドは湿度が低く、過ごしやすいのが特徴です。夏はカラッとした陽気で、日本のような蒸し暑さとは無縁。
地域にもよりますが平均最高温度も25℃くらいと本当に過ごしやすいんです!真夏でもエアコン不要の快適さ!

日本の湿度とエアコンが苦手すぎる管理人。ニュージーランドの夏がうらやましくて‥季節に合わせて日本とニュージーランドの行き来が出来たら最高だなぁとよく夢見ています。
気候にストレスを感じることがないというのは、意外と日々の幸福感に直結する要素だと思いませんか?(冬のNZはめっちゃ寒いんですけどね)
ニュージーランドの苦手なところ【残念なこと】
1. 物価が高い

ニュージーランドは物価が高く、訪れるたびに日本以上のインフレを実感します。
特に外食、日用品の価格は、日本と比べてかなり割高です。カフェでサンドイッチとコーヒーを頼んだだけで20ドル近く‥一般的なランチメニューで40ドル近くすることも。
スーパーの食料品も高いですが、大容量入りの野菜パック、食パン、スーパーオリジナルブランドの商品や冷凍野菜などを活用することで自炊は日本より節約が出来ると感じます。
文具や、シャンプー類などのトイレタリー商品は日本よりかなり高額のため、旅行時には日本から持参することをオススメします。
2. 紫外線が非常に強い

ニュージーランドは紫外線の量が世界的に見ても非常に強い地域の一つです。その理由は、オゾン層の破壊が進んでいる南半球に位置していること。空気が澄んでいて雲が少なく、日差しが直接降り注ぎやすいためです。
声を大にして言わせて下さい!
ニュージーランドでは季節を問わず、日焼け止めを使用することをおすすめします!
約1週間の滞在でシミが出来たこともあり、管理人は日本にいる時とは比にならないくらい紫外線対策を徹底しています。
UVカットの帽子や長袖の着用、サングラスなども必需品ですよ!
3. 1日の気温の変化が激しい

ニュージーランドでは「1日の中に四季がある」と言われるほどに1日の温度変化が激しいです。
地域にもよりますが、南にいくほど季節問わずに朝晩は寒く夏場にフリースを羽織ることも。
重ね着で調整できる格好をするのがベストです。
4. 家の中がとにかく寒い!

日本から来た人がニュージーランドの冬にまず驚くのが「家の中の寒さ」。ニュージーランドの住宅は断熱性・気密性が非常に低く、外の冷たい空気がそのまま室内に入ってくる構造になっていることも珍しくありません。
暖炉があるリビングは暖かいですが、各部屋に置かれているのはオイルヒーターが一般的。日本のようにエアコンはあまり使われていません。
冬は本当に寒い!寝る時にネックウォーマーをすることも。
ニュージーランドでは湯たんぽを使っている人が多く、冬場はスーパーでも購入出来るので、長期滞在される場合は購入の検討をオススメします!
5. 空気がとても乾燥している

ニュージーランドは空気が非常に乾燥しています。湿度が低い為、夏場は非常に快適ですが、冬場は本当につらい‥
肌が乾燥してかゆくなったり、喉が痛くなりやすくなる為、ケアが欠かせません!管理人は手のひび割れが、一気に悪化してしまうんです‥皮膚の乾燥でニュージーランドを感じる管理人。
こんなに乾燥しているのに、ニュージーランドで加湿器を見かけたことがないんですよね・・・。
快適な睡眠の為、寝る時のマスクがかかせません!
6. 娯楽が少なく刺激がない生活

自然豊かで穏やかな時間が流れるニュージーランド。しかし、それが逆に「退屈」と感じる人も少なくありません。
特に都市部を離れると、娯楽の選択肢がかなり少ないのが現実です。
カフェや図書館、公園などは充実していますが、日本のように大型ショッピングモールや娯楽施設が多いわけではなく、夜遅くまで営業している店もほとんどありません。テーマパークや遊園地もなし。
特に冬場は日が短く、夕方5時前には暗くなることもあるため、アクティブな夜の過ごし方が限られてきます。
外食やショッピング、映画鑑賞といった都会的な生活スタイルを重視している人には、物足りなさを感じるかもしれません。
まとめ
ニュージーランドは、自然の美しさ、多文化共生、個人の自由、食の豊かさ、快適な気候と、まさに「理想の暮らし」を実現出来る国です。
日本より刺激が少なく残念なところもありますが、観光だけではなく、「住む」という視点で見たときにも、その魅力は尽きることがありません。
日本の生活にちょっぴり疲れたり、周りの目が気になって自分らしさを失っている方。
次の旅の候補として、ぜひ一度ニュージーランドを視野に入れてみてはいかがでしょうか?
あなたの人生がより豊かに、自由に、そして幸福なものになるきっかけになるかもしれません。
ニュージーランドファン仲間が1人でも増えたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。Ma te wa~!